日本財団 図書館


 

くことによりプランジャーとともに回転し噴射量を調整する構造となっている。プランジャ上部にはデリベリバルブがあり、プランジャによって圧送された燃料油は高圧管を通り燃料噴射弁に送られる。

 

081-1.gif

2・131図ガバナ付きインラインポンプ

081-2.gif

2・132図簡易型列形ポンプ

?ボッシュ形燃料噴射ポンプ、プランジャの形状
噴射ポンプのプランジャは、燃料の噴射量を調節するために2・133図に示すような形状に加工されている。種類としては2・134図に示すように正リード、逆リード、両リードの3種類が有り、更に燃料噴射量の増加する回転方向により、左巻きリード、右巻きリードに分けられる。
(注)左巻きリード、右巻きリードとは、リードの向きのことであり、2・134図に示す如くプランジャを下部から見て、左巻きのものは左回転させたとき、右巻きののものは右回転したとき噴射量が増加するリードの事である。

 

081-3.gif

2・133図プランジャのリード

081-4.gif

2・134図プランジャの形状

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION